「強大な共通の敵」の存在ってのは「敵の敵は味方」という集団が団結するための方程式の一つではあるのだけれど、「自分たち(こそ)は正義!」という身勝手な大義が加わるとその効果は一気に加速、暴走する。
自分は常に良い人でありたいし、それを周囲の人達に知って欲しいと思っている。
結局 人間ってアイデンティティーを明らかにしたいがために 常に「敵」を欲しているのかもしれない。
毎夜新しい「敵」がテレビのニュースやワイドショー、SNSに登場する度、そんな気がしてしまうのです。
「ヒーロー」とは 自分の考えの代行者であり、その定義から外れると ちょっとしたキッカケで「敵」に代わってしまうかもしれない 。。。
虎がトラであるように、ネズミが鼠であるように、何世紀の時を経ても 人は人 であるのでしょう。
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