自作？焚き火台 百式 大解剖！ その１

100円ショップ　（ダイソー、セリア、ミーツ）をまわって集めた100均グッズで構成された自作焚き火台 名づけて「百式」、現在は風防を取り付けた「百式・改」として運用されています。

お問い合わせがありましたので　そのパーツ構成を改めてご紹介しましょう！

まず本体（収納ケース 兼テーブル）となる 「フタ付き 角バケツ -フタ留め具付-」
これだけが200円（税別）になっています。他は全て100円（税別）
中身を取り出したあとに フタをひっくりかえして上に乗せるとミニテーブルとしても使用できますよ。

燃焼室最下部：灰受け＆遮熱室 となる「ステンレスボール」です。

燃焼効率などを考えると数カ所でも穴を空けてやれば新鮮な酸素が流れ込みチムニー効果（煙突効果）を最大限発揮できるかも？なのですが 焚き火台本来の目的である生態系の維持（地中の微生物等を焚き火の熱で死滅させない）や灰処理のし易さを優先させ 無加工で使用しています。

百式のボディとも言える「6号植木鉢スタンド」です。

地面直火を避け、地表から10センチほど高さをもつ事で 真下に手をかざしてみても殆ど熱を感じさせないほどの効果をもたらしています。

焚き火台のだけでなく、最近はダッチオーブンのスタンドとして利用されるキャンパーも増えているとか。

※ 各100円ショップにより微妙にサイズが違います。バケツに収納出来るモノを よくご確認のうえご準備下さい。

サブ燃焼室：ステンレスザル

初期はメイン燃焼室だったのですが、2号五徳 と風防を導入した「百式・改」においてはサブ燃焼室としてメイン燃焼室への空気供給などを行っています。

1号五徳：プランターツリー

サブ燃焼室とメイン燃焼室の間になります。サブ燃焼室への薪等供給がし易い様、一部をカットして投入口を作っています。

2号五徳、風防、メイン燃焼室：植木鉢スタンド＋園芸用フルイ

微風時などでも効率の良い安定した燃焼を確保するため新たに導入されました。

1号五徳と2号五徳の間がメイン燃焼室となります。

火消し壷（捨灰ポッド）：オイルポッド

来た時よりも美しく、特に野良焚き火では必須です。

実は焚き火台だけであれば、もっとコンパクトに収納できる折りたたみ式などもあるのですが、この火消し壺や後から紹介する雪平鍋などを携行するのであれば、ある程度の容積は必要になってしまう。なら折りたたんだりする必要は無いのでは？という発想から「百式」は生まれました。

サブクッカー：ステンレスタッパー

何かと便利なステンレスタッパーです。そのまま火にかけてお湯をわかす事もできるし、ボールや食器としても利用出来ます。

サイズ的に火消し壺とピッタリスタックできるので場所をとることもありません。

食器、フライパンのフタ etc：ステンレストレイ

もともとはフライパンとして利用出来ないか？と思い試してみました。

肉厚が薄いステンレス製のため、温度調節が難くメインクッカーとしては不安なため プラスワンとして待機、本来のトレーとしての機能を活かしながら、いろいろな場面で活躍しています。

雪平鍋

そのまんまです。(^^ゞ

ハンドルは木ネジを外して着脱自在に改造、ストッパーは抜き差し自在の釘（1本）です。

鍋フタ

こちらもそのまんま。ネジ式の取手は外して、クリップ付きマグネットを使っています。（省スペース、着脱自在）　100円ショップのステンレス製品は一部で磁石を使う事ができますので色々試して見て下さい。その他トングなど、、アルミ製の鍋つかみは 絶番店頭在庫のみ らしいので見つけたら早めにゲットしておいて下さい。

ソレでは実際のスタックの様子です。

まず一番底にステンレスボールを置いて、ひっくり返したプランタースタンドをセット

ザルとオイルポッド、ステンレスタッパーの順で重ねていきます。

さらに 雪平鍋と植木鉢スタンド、園芸用フルイ を、、

最後に ステンレストレイ、プランターツリー、鍋つかみを乗せてフタを閉めます。

空いた空間に軍手とか、鍋のハンドルとか 小物を入れる事も出来ますよ。

いかがだったでしょう？参考になりましたか？

コストパフォーマンスはピカイチだと思います。

シーズン到来、ソロでもファミリーでも アウトドアが楽しい季節です。

あなた仕様の「百式」をつくってフィールドに飛び出して下さい。(^^ゞ